2011/02/28

指輪6

純銀製 T=0.4mm  H=13mm

僕が作っている指輪の中で一番幅が広い
幅13mm
丁度指の一関節分
下に行くにつれ広がった形で
指に馴染む
厚みも僅か0.4mmで
これだけのボリュームなのに軽い
鎚目が乱反射して
キラキラ光ります










2011/02/27

niwaqさんに

niwaqさんのホームページに
大きく僕の作った物がのっています
何だか恥ずかしい気もしますが
嬉しいです
作った本人は
お菓子用に考えてたお皿
niwaq さんが植物にもと
そのアドバイスから、市でも
植物にも相性いいでしよ!と言えるように
実際
『サボテンの下にひくわ』とか購入される方もいました
物は使う人によって
使いみちが違うといい勉強になりました。

niwaqさんのページはhttp://niwaq-store.com/です
ブログはhttp://niwa-q.blogspot.com/です
ほんまいい人で、
盆栽や、お庭の手入れ等
親身になって応えてくれると思います


花cafe

委託販売をする事になりました
苦楽園 花cafeという所です
100人以上の手作り作家の商品が売られています
フリマボックスみたいな感じになっています
2012年3月末まで契約しているので販売されています
あまりに雑多な作家があって
宝探しみたいなお店です


花cafe
HP  http://khanacafe.web.fc2.com/
住所:西宮市北名次町15-4 ロイヤルヒルズ苦楽園TEL :0798-74-5412
定休日: 木曜日

2011/02/26

3月の出店は

3月の出店は

3/3(木)梅小路一木市 9:00〜14:00 
3/6(日)クリスタ長堀・アート&クラフト
     マーケット  11:00〜18:00

3/13(日) 枚方五六市 本部前会場5-3
      9:00〜16:00
3/19(土) 随心院小町手づくり市
      8:30〜16:00






2011/02/25

フライ返しの使い方

真鍮製フライ返しの使い方
真鍮を叩き、返す所に弾力が出るようにしてあり
さらに0.4mmの極薄の素材を使っているので
写真のように素材の下に簡単に入り込み
返すのが楽です


また柄も叩いて弾力性があるので
写真の様に材料を押して
綺麗な焼き目を付けることも出来ます




2011/02/24

出店

3月に出店が決まっている市は以下の通りです




3/3(木)梅小路一木市 9:00〜14:00 

3/6(日)クリスタ長堀・アート&クラフト
     
     マーケット  11:00〜18:00









アルミ皿 菓子皿(和菓子)

アルミのお皿 120mm×120mm T=1,0mm

アルミのお皿
日本じゃ金属の器は普通には使われない
特にアルミなどはあり得ない
錫とか銀ならお茶会等に使われるけど
ただ錫も銀もカッコいいけど高級
到底、普段使いには使えない
アルミは叩いてあると頑丈だし
普通に洗剤で洗えばそれで十分
水を直ぐ拭き取らなくても錆びない
お手入れは割れない分だけ
陶器製よりも楽なくらい
金槌での荒らす事により
上にのせる物を引き立てる
日本の伝統技法だけに
羊羹を置くと何だかしっくり来る














2011/02/23

お玉のこだわり

アルミのお玉
こだわりがある
自分のこだわりというか
お客さんのこだわり
お玉の部分
浅いか深いか
これは買われる方が
こだわる
浅いのがいい
深いのがいい
これは全く相容れない
売ってみて
このこだわりがここまでとは
知らなかった
確かに
灰汁を取るには薄いのがいい
一応二種作っている
浅いのと深いの
5ミリ深く5ミリ直径が小さいのと
5ミリ浅く5ミリ直径が大きの
比べたらちゃんと違うけど
買われる方はしっかり
これ!!!

実際使う物だから
そおいう細かい所
こだわらないといけないと










指輪5

純銀製  T=0.8mm 

クロスの指輪
銀をまるで紙の様に切り溶接
表面を荒し艶消しに
銀は艶消しにしても凛としている








2011/02/22

駒の爪


駒の爪
珍しく名前の付いた金床
殆どの道具が
自分で作るから正式な名前がない
この形
板金屋が使う道具
でもこれを売っている所は今は殆どない
板金屋も機械化が進み
この古い道具を使う事が無くなってきている
無くなっていく道具
無くなっていく技術
その中に
自分がいる
最先端の真逆











2011/02/21

ロウ付け用ピンセット



ロウ付け用ピンセット
これも絶対これでなければいけない道具
金属をロウ付け(溶接)する時に使う
銀ロウと呼ばれる低融点の金属を
溶接する時に隙間に置く為に使う
低融点といっても600〜800℃
火をかざしながらの作業
ピンセットの持ち手に熱が伝わっては
作業が出来ない
先の所が細くなっているから
熱が伝わりずらい
あと銀ロウは僅か0.2mmの厚さ
少しでもピンセットの先が曲がったり
噛み合わせが悪いと
銀ロウを挟めなくなる
だから自分で手入れをしながら
金属を扱うには
まず火から
それが鉄則










枯れていても


枯れている様に見える植物
何故か好き
鮮やかさはないけれど
生き生きはしてないけれど
しっかりいきている
少し
落ち着いた感じがいいのかも
この好み
作品の荒しにも関係有る気がする







2011/02/20

フライ返し

真鍮製 フライ返し

真鍮製のフライ返し
0.4ミリの極薄い真鍮板を
叩く事によりカーブと
バネ性を高め
すっと返すものの下に
僕自身もよく使う
あとお肉や魚を
フライパンで焼く時
上から綺麗に焦げ目を付ける為に
押すのにも便利
料理を良く作る
自分が欲しかった形








2011/02/19

荒らす

僕の作った物には
表面を荒らした物が多い
普通
荒らすって悪い意味
でも違う
金属はとても強い素材
磨けば鏡面にまでなる
ただ強すぎると思うときも
そこでお手製の荒し鎚で荒らす
荒らすと表面は落ち着き
無機物なのに
有機物みたいに
荒らし方も
打つ目を飛ばせば
光る部分も作る事できるし
荒し鎚自体もすこし光沢の有る物も
表面処理をしながら
形を整える
これは金属でしかできないことで
かつ鍛金の真骨頂
日本以外では
あまり荒らすという事はされない
西洋の銀食器は
出来たときの光輝いた物が最高で
それをキープする為に
ひたすら手入れする
日本では
錆ていく様
傷つくことさえ
わび
としてそのものしか無いもの
だから
物が完成したときが一番ではなく
使い込んでいく中で
よくなっていく
だから
使って傷がついて
そんなの
関係無し
使ってもらいたい
だから荒らした表面に
傷さえ吸収し
味に変えていくから
















2011/02/18

aluminum smith

aluminum  smith
今、僕のしている事を英語でいえば
aluminum  smith
アルミを使った鍛金
でも海外では無いみたい
アルミニウム
柔らか過ぎて
形が決めづらい
溶接が難しい
等々
扱いづらい事ばかり
でも
軽い
錆びない
荒した時、品が良くなる
磨くと透明感ある
いい事も一杯
いい事で
叩いている
あんなに
柔らかかった物が
張りが出て堅く
内側の鎚目を見れば
その人の力量が分かる
僕のはマダマダ
もっと、もっと
いつもそんな気持ち










2011/02/17

アルミ皿 苔玉にも

長皿 110×310mm アルミ製

niwaqさんの苔玉と
この為に作った訳じゃなかったけど
いい感じに
使い方は自由
上に置く物が主役
出来るだけ
上の物を引き立てるように
細工は最低限に
手を掛け過ぎては
器が主役に
器は主役では駄目
あくまでも
引き立て役に
アルミ製
だから錆びなく
軽い
使いやすいの
それも大事










2011/02/16

metalsmithing 2

metalsmithing 

最近silver smithing という
本を買った
全編英語
日本の鍛金とは
考え方が違う
打つ方向も逆
かなり荒い感じ
ただ合理的
日本のは
美学にはしり
コチラのは
実用に
そんな感じ
同じ物を作るのに
全く違う
同じ
半々って感じ
でもここまで
しっかりした本は日本にはない
金槌
金床
全く形違う
でも
分かる
言葉はあんまり関係ないのかも
新しい
道具
作ってみようかと
思う今日この頃










色んな道具を紹介している
でも手に勝る道具はない
あらゆる物を固定でき
手で曲げたり
直したり
自分の小さく細い手は
ちょっと辛い
手の体力が無い
直ぐ疲れてしまう
休み休み
していくしかない
指先が少しずつ
固くなってきた
無理がきくように
手もいいように
変化していく




2011/02/15

アルミ皿 こういう使い方も



アルミのお皿
こういう使い方も
市で知り合った
niwaqさんの苔玉
違う市では
サボテンの台にと
お買い上げ
作った本人が思いつかない
使い方
アルミは水にも強く
錆びないから
植物にも





2011/02/14

師匠

師匠
2年間お世話になった
最後の一年は
病魔に冒され
杖をつきながら
でも
実際技術を教えてもらった時間は僅か
1時間にも満たないだろう
でも
お茶をいれ
二人きりで話す時間
それは特別

彼の考え
自分で考えやりなさい
失敗もそれは自分の財産
人に教えてもらってもそれ以上広がらない
自分で見つけたものしか
自分の実力にならない

卒業制作を見せた時
彼は色んな方向からみて
何もいいません
君ならこの作品の
どこが悪いか分かるはず

とにかく自分で
いつも
その思い
周り道ばかり






















2011/02/13

五六市

今日、枚方五六市に参加しました
営業的には厳しかったですが
結構多くの人に
話しかけてもらえて
嬉しかったです
あまりにも
僕がやっている事は
マイナーすぎて
色々
説明いると思いました
色々
書いていきたいですこのブログで
今日はありがとうございました







2011/02/12

荒し鎚 2



荒し鎚
鉄を1000℃以上に加熱し
石に叩き付け
石の表面がうつる
複雑な艶消しの
この金槌しかない
もう一度
作れと言っても
作れない






明日は

明日は枚方の市に参加します。
初めての市、どんな感じなのか?
不安が一杯
できるだけ多くの人とお逢いしたいです

2/13(日)枚方 くらわんか五六市 10:00〜16:00 (浄念寺駐車場会場)







2011/02/11


今年は本当に雪が良く降る
ただ
子供の頃は
今年位雪が降っていた
道は氷
土には霜柱が
冬は寒い方がいい
暖かさをより感じれるから
銅製品を作っている人が
銅のシーズンは冬だと
銅の色
鍋など暖かいイメージなのかも
ならアルミの涼やかさから
アルミのシーズンは
夏かもと






火場



火場
耐火煉瓦で囲った空間
ただこれだけで
1000℃以上の炎が大丈夫になる
金属を扱うには
まず火を扱う
それがないと始まらない





2011/02/10

指輪4

花びら薄さ0.2mm

厚さ僅か0.2mmの花びら
花びらは白あげという加工
粉を吹いたような白
指に大きく花が咲きます




2011/02/09

純銀バングルの作り方

小さな銀のインゴット
大きさに合うように
金槌で幅を詰めつつ
延ばしていく

延ばした状態
厚みは1/6に

表面を荒し鎚で
テクスチャーをつけ
曲げ
ヤスリで整えた

研磨して
内側を鏡面に
つけ心地がよくなるように





2011/02/07

お玉

アルミ製

アルミ製お玉
こういうものも作っています
実際使えて
使いやすく
かっこいい
手の届く価格で
そういう思いで
作っています
飾り物ではない
使ってもらって
はじめて
道具は喜ぶ






2011/02/06

荒し鎚


よく荒し鎚と書いている
写真のように金槌の打つ面に
色々な模様を施したもの
これは、自分の宝物
自分で作る唯一の物






2011/02/05

お皿

150×150mm or120×120mm

最近の良く売れます、このお皿
大きさは150×150mm or120×120mmの2サイズ
模様は彫ったの物ではなく
この模様を彫った金槌で成形しながら
仕上げたもの
鍛金の一番の特徴である
形を成形しつつ表面処理を
同時に行える
これって鍛金の特徴で
かつ僕が好きな部分
せっかちな性格に合うのかも